これまでとこれからも

インタビュー

政治家(議員)になった動機(きっかけ)は?

動機は二つありました。
一つは保育士の待遇改善を実現したかったことです。
子どもを育てる仕事に携わりたく、保育士と幼稚園教諭の資格を取得し、保育園で働いていた時、保育士の待遇の悪さに驚きました。
保育の待機児童改善に向けて需要増えていく流れの中で、保育士の先生方がいろいろな保育現場に支援要員として派遣されることがしばしばありました。初めて会う顔も名前もわからない子どもたち命をお預かりして保育を担当するのは非常にストレスの掛かることです。
また、保育の仕事はお迎えの早朝から引き渡しの夜まで、長時間拘束される仕事でありながら、待遇面は他の職業と比べて高くありません。
そのため、未来を担う子どもたちへの保育の質向上のために、保育士の待遇改善が必要と思ったのです。

二つ目は、シングルマザーの生活環境改善を実現したかったことです。
私自身結婚後に出産して、その後離婚を経験し、生活のために仕事に戻ろうと思ったのですが、ひとり親には仕事が少なく、働いていないと保育園に預けられないという困難に陥ってしまいました。
そのような負の連鎖に陥っているシングルマザーの環境の改善したい変えていきたいと思ったのです。

政治家(議員)として心掛けているところは?

区議会議員になってより感じたことが区政が何やっているかご存知でない方が多いということでした。振り返れば自分もそうであったと思います。
23区の中で最も投票率が低い港区で、より区政に興味を持っていただけるよう身近な政治を心掛けています。
そのためには、区民の皆様の身近なところでどのような課題があるのか、アンテナを張り続けることがとても大切なことだと思っています。

政治家として遣り甲斐を感じることは?

やはり区政を通じて区民の皆様の課題を改善できる、変えられるということ。
変えたいと思ったことを、提言し実現できること、区政を通して、社会を変えて社会貢献できるところだと思っています。

力を入れている(入れていく)政策は?

新型コロナウィルス感染拡大により、私たちの生活は大きく変化してきています。
この変化に対応した様々な政策が求められ、またそれに対応していきたいと
思っています。
その中でも私の政策、1丁目1番地は保育士の待遇改善です。
少子化が進む中で子どもたち一人一人への保育の質を今後さらに高めていかなくてはなりません。
それを担うのは保育士や幼稚園教諭となりますが、大切な子どもたちの命をお預かりする仕事でありながら労働環境は過酷なことが多く、給与面でも処遇待遇が十分でないことから離職率も高く、資格を持ちながら復職しない潜在保育士は沢山いる状況です。
ベテランの先生もいらっしゃるものの、ノウハウや経験がなかなか蓄積しないのが実情です。
これからの私たちを支えてくれるのは今の子供たちです。
その子供たちをしっかり育てるのが大人の使命と思っています。そのための環境づくりは欠かせません。
子どもを育てる立場の人をもっともっと育てていかなければならないと思います。そのために今できることを実現していければと思います。

政治家にならなかったら何になりましたか?

先ほどお話しした通り、政治家になった動機の一つが、シングルマザーの生活環境改善を
実現したいというものでした。
労働人口が減少するこれからの日本において、女性の労働力は欠かせません。
仕事をしたいのに仕事が見つけられないシングルマザーの雇用を創出する
そんな会社を作りたかったです。
自身の経験からも、ひとり親世帯は仕事ができる時間にも制約があり肩身が狭い思いをすることも少なくありません。
また、そのため結果として非正規雇用になってしまうことも多いのが実情です。
そうしたシングルマザーが、限られた時間の中でも、離職前の経験を活かして活き活きと仕事ができるような環境作りに貢献できればと思っていました。
政治家になっても、このような環境作りに貢献するための政策を実現していきたいと思っています。

有権者(特に若い方達)へのメッセージをお願いします

新型コロナウィルス感染拡大により、私たちの生活は大きく変化をしてきています。
その変化に対応するべく、いろいろな方々に区政にご参加いただけるような、分かりやすい政治を心掛けていきたいと思います。
引き続き応援のほどよろしくお願いいたします。